家みつ

どのくらい知ってる?美味しい秋の味覚

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あんなにうるさかった蝉の鳴き声もすっかり聞こえなくなり、気付けば鈴虫の声が聞こえていますよね。日中の気温はまだ高くても、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなり、秋を感じる人も多いのではないでしょうか。といえば、そう、食欲の秋ですよね。

秋は食べ物が美味しい季節

動物の本能として、食べるものが少なくなる冬の前には食欲が増すのは、寒い冬を乗り切るためだと言われています。それは人間も同じです。秋は美味しいものも多いので、つい食べ過ぎて太ってしまった、なんて経験をする人も少なくないでしょう。もちろん、食べ過ぎは良くありませんが、旬の味を堪能したいものですよね。日本はせっかく四季があるのですから、秋の食材についても知っておきましょう。そこで今回は、秋が旬の食べ物についてまとめました。

サンマ

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栄養価が高く、脂が乗ってとても美味しいサンマ。スーパーの鮮魚コーナーにサンマが並び始めると、すっかり秋を感じますよね。値段も安く、どこのスーパーでも売られています。焼き魚としてはもちろん、刺身や干物にしても美味しく頂けます。サンマには良質なタンパク質が含まれているので、太りにくい食材と言えますね。また、サンマは体内に排泄物を長時間溜めない性質を持っており、そのため他の魚に比べて臭みも少ないのが特徴です。魚が苦手な人、比較的食べやすいのではないでしょうか。

サツマイモ

サツマイモは一年中手に入る野菜ですが、秋が旬です。収穫そのものは夏の終わり頃に行われることが多いサツマイモですが、実は収穫から2ヶ月ほど寝かせておくことにより甘みが増すという特徴を持っています。都心ではあまり見かけませんが、石焼き芋の販売車の声が聞こえてくるのも秋の象徴と言えますよね。そのまま焼いても、料理やお菓子にも使え、その調理法は無限です。腹持ちが良いので、少量でも満腹感を味わえますね。

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秋の果物の代表といえば、柿ですね。甘くてジューシーで、とっても美味しい柿。ビタミンCやタンニンなどの美容に嬉しい成分が豊富に含まれており、肌荒れや乾燥に悩む女性にはピッタリの果物です。しかし、身体を冷やす効果もあるので、食べ過ぎには注意が必要です。朝食べて活動するのが理想的ですね。渋柿にしても甘みが増し、そのままの柿よりは長く保存が可能です。

秋になるとイガグリが落ちているのをよく見かけますね。秋には栗拾いのイベントなども開催されるほど、大人気の果物です。栗は果物に分類されますが、栗ごはんや栗きんとんなど、おかずとしても楽しめます。もちろん、モンブランや羊羹などのスイーツとしても美味しく頂けますね。栗にはビタミンCが多く含まれているので、美肌効果抜群です。シミ予防にもピッタリなので、美味しい栗を食べて美しい肌を手に入れましょう。

カツオ

脂のたっぷり乗ったカツオも秋の味覚のひとつです。カツオに含まれるビタミンB群は、体内で糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに変えてくれる優秀な栄養素です。暑い夏を乗り切った身体は、知らず知らずのうちに疲労が溜まっています。カツオには疲労回復効果のあるアミノ酸が含まれているので、疲れた身体に嬉しい食材なのです。

きのこ

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一年を通して食べられるきのこですが、秋は特に旬です。しめじ、しいたけ、舞茸、そして忘れてはならないのが松茸。松茸は他のきのこ類に比べると高価ではありますが、やはりその香りは秋を感じさせますよね。きのこ全般に言えるのが、免疫力を高めてくれることです。また食物繊維も含まれているので、腸内環境を整え、便秘解消にも一役買ってくれます。調理方法も幅広いので、秋の食卓には欠かせない食材です。

水分たっぷりの梨は、甘くて子どもから大人まで大人気です。みずみずしい上に、シャリシャリとした食感も楽しめますよね。あまり知られていませんが、梨には便秘改善効果があります。梨に含まれるソルビトールという成分は、下剤としても使われる成分です。梨に含まれているくらいなので、もちろん天然成分。便秘に悩む人は是非梨を食べてみるといいですね。しかし、食べ過ぎると下痢をしてしまうこともあるので、注意しましょう。また、喉の痛みや咳止めの効果も期待出来るので、風邪の引き始めに食べるのもいいでしょう。

他にも美味しい食材がたくさん

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いかがでしたか?今回ご紹介した食材だけでも、美味しさはもちろん、栄養価の高い食材が多いですよね。秋が旬の食べ物は、他にもたくさんあります。年中食べられる食材でも、旬の時期となるとやはりひと味違うもの。夏の気温との寒暖差で疲れた身体を、食べるもので労りながら、健康な身体作りをしていきましょう。

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