家みつ

夏の定番!麦茶は偉大だった!?

メイン

夏の飲み物と言えば、「麦茶」が定番ですよね。ほのかな苦みとさっぱりした後味の良さで、古くから日本の家庭に親しまれてきました。その歴史は古く、平安時代から愛飲されていたと言われています。長く飲まれているだけありますが、麦茶の効能はあまり知られていませんよね。そこで今回は、知られざる麦茶の効能についてご紹介します。

知らなきゃ損!麦茶の効能

麦茶は水と同じくらい日常的にある飲み物の定番といえます。緑茶を初め、ウーロン茶やプーアール茶、ジャスミン茶など、お茶の種類は多岐に渡りますが、中でも麦茶はあまり飲食店のメニューでも見かけませんし、他のお茶に比べると身近にありすぎるからか、ランクが下だと思われがちのようです。侮るなかれ、実は麦茶にはたくさんの効能があるのです。

身体の熱を冷ます

画像2

麦茶の原料となる大麦は、身体のほてりを抑え、冷やしてくれる効果があります。これが、夏に麦茶を飲む所以ですね。熱中症にも効果的です。麦茶そのものに身体の熱を冷ます効果があるので、冷やし過ぎないよう、なるべく常温に近いものを飲むことをオススメします。

血液の流れを良くする

麦茶には血流を良くする「ピラジン」という成分が含まれています。冷え性に悩む女性は多いですが、冷えの原因は血流の滞りが原因となっておこります。長期的に麦茶を飲む事で、冷え性改善にも一役かってくれそうですね。また、血圧を下げる「ギャバ」も含まれているので、コレステロール値が気になる方にもピッタリです。食生活が乱れると血液の流れは当然悪くなりますよね。血液は全身に栄養を送る大切な役割を担っていますので、こうした効果があるのは嬉しいですね。

美肌・ダイエットにもGOOD

画像3

大麦にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群には、皮膚の新陳代謝を促し、肌を綺麗にする効果があるので、肌荒れに悩む方にもオススメです。また、穀物類の中でも太りにくいと言われる大麦は、ダイエット中の女性にとっても強い味方です。

ノンカフェイン

意外に思われがちですが、麦茶にはカフェインが含まれていません。その為、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広く飲むことが出来ます。人に寄っては、カフェインが苦手という方もいますが、麦茶はそういった心配もありません。時間を気にすることなく、飲みたい時に飲めるのも一つの魅力ですよね。暑い夏の寝苦しい夜に飲んでも、眠りの邪魔をしないことも嬉しいですね。

利尿作用がある

麦茶には利用作用があり、むくみに悩む方にもオススメです。身体に溜まった老廃物を流すことが出来るので、むくみはもちろん、全身の代謝アップにも繋がりますね。また、便秘に効果のある水溶性食物繊維も含まれているので、デトックスも期待出来ます。

抗酸化作用がある

画像4

あらゆる病気のもととされる、活性酸素を退治する「Pクマル酸」という成分が含まれているため、健康の為にも飲み続けたい麦茶。飲み続けることによって風邪を引きにくくなったり、免疫を高める事も出来そうですね。このPクマル酸は、発ガン性物質も撃退する働きもあります。

注意点も

麦茶にはたくさんの効能がありますが、逆効果とならないように飲む時に注意したい事もあります。効能があるからといって、ただ飲めばいいというわけではありません。いくつかの注意点をご紹介します。

寝る前に飲み過ぎない

麦茶には利尿作用があるので、寝る前にあまりたくさん飲んでしまうと夜中にトイレに目覚めてしまうことになります。睡眠不足は健康に害になるので、飲み過ぎには注意しましょう。

なるべく早めに飲みきる

大麦は雑菌が繁殖しやすいという点があります。その為、煮出したらなるべく早めに飲みきることが大切です。大量に煮出してストックするというよりは、2日以内程度で飲みきれる量を作ることがベストですね。

冷やしすぎない

麦茶は冷蔵庫で保存しますが、飲む時には常温がいいでしょう。多少冷たいままでも問題はありませんが、氷を沢山入れてキンキンに冷やすことだけはやめましょうね。ただでさえ身体を冷やす効果があるので、更に冷えたものを飲むと、身体もびっくりしてしまいます。場合によっては、体調を崩す原因にもなりかねませんので、注意しましょう。

古くから親しまれているには理由がある

画像5

いかがでしたか?麦茶には様々な効能があり、昔から愛飲されてきた理由がわかりますよね。比較的安価に手に入る麦茶、夏はもちろん、ホットでも楽しめるので、季節問わずに飲み続けたいお茶の一つです。普段から何気なく飲んでいた麦茶、実はすごいヤツだったんです。麦茶を飲んで、健康的な身体を手に入れましょう。

ページトップへ