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おうちの中の花粉症対策!「持ち込まない!食い止める!」具体的な方法とは?

3月の今はすぎ花粉のピーク!マスクが手放せない!と、お悩みの方も多いと思います。花粉は春の肇から秋まで様々な植物がアレルギー物質として飛散しています。の次はヒノキブタクサetc…花粉症で悩まされてる方は多いですよね。アレルギー体質の方は外出の時はもちろん!お家に帰ってもなんだか鼻がむずむずと落ち着かないんですよね。今回は、おうちの中の花粉をいかに減らすか!についてです。

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花粉はどこから入ってくるの?

樹木は外にあるのだから外出時に花粉が舞っているのは理解できますが、どうしてお家に帰ってまで症状が出るのでしょう?それは、お出かけした人やペットが知らず知らずのうちに家の中に運び込んでしまうためです。

花粉の侵入場所

花粉の侵入場所は当然のことながら開口部である、玄関や窓になります。その他にも気をつけたい花粉が入ってきやすい場所は以下の通りです。

●玄関
人やペットの体や衣服に付着して侵入する場合や開け閉めのときに入ってきます。

●窓
風に乗って入り込み、カーテンの繊維に絡み着きます。

●キッチン、お風呂場、洗面所など換気扇や採風口
換気扇のわずかな開口部から風に乗って入ってきます。

家の中で外とつながっている場所は花粉の侵入口と思ってください。また、人間やペットが持ち込むということも忘れてはいけません。アレルギー体質の人以外には「存在自体が認識できない」のがアレルギー物質です。ですから家族にアレルギー体質の方がいる場合は家族全員の強力が必要です。次では具体的にどのように侵入を防ぐかを考えていきますね!

玄関は花粉の侵入口!!

玄関

玄関は大きな扉で家の人の出入りの最も激しい場所です。玄関扉を開け閉めするたびに花粉が入ってくる!と思って間違いありません。対策は人間について家に持ち込まれる花粉を減らすこと、開口部から入ってくる花粉をきちんと取り除くことが大切です。

人間が持ち込む花粉を減らす

人間が持ち込む花粉の対策は、帰宅時には体についた花粉を落とすために上着を脱いで勢い良く振ります。この勢いで花粉が払えるといわれています。有効な手段ですがアレルギーの人はこの動作によって舞った花粉に反応してしまうので、その場合は粘着ローラーで上着をコロコロして花粉を家に持ち込まない様にします。髪の毛や体の表面についていることもあるのでアレルギー体質の方はマスクの他に帽子をかぶって外出し、帰宅時にはこの帽子もコロコロするといいですよ!

玄関(たたき)に潜む花粉を取り除く方法

ほうきで掃いたり、掃除機を不用意に使うと花粉が舞ってしまうので以下の方法がおススメですよ!

1.たたきに新聞を敷く
2.上から霧吹きなどで水を撒く
3.しばらく放置(新聞に花粉を吸着させる)
4.新聞をそっと丸めて捨てる(ビニールで密封するとなお安心!)

これで心配なら全体を雑巾で軽く水拭きすると完璧!また、消毒剤(エタノール)を水に混ぜて拭くとカビが生えにくくなります。

窓・屋外からの花粉対策

窓

窓も花粉の侵入口ですので、花粉の事だけを考えると窓の開け閉めは基本しないのがいいのですが、お部屋に風を通さないとカビが生えたりにおいがこもったりします。ですから換気は建物にとってはとても大事なのです。

花粉の活動特徴と換気のタイミング

花粉の季節は窓を開けたくない!と思いますが、花粉には活動時間があることを覚えておいてください。花粉が多く飛ぶのはAM9:00~PM3:00です。気温が高いほど飛散しやすく、空気が乾燥していればより舞いやすくなります。朝の早い時間にさっと窓を空けて空気を入れ替える、手早く掃除を済ませる、などの対策をしてみましょう。花粉は、窓を開けると風にのって家の中に入ってきます。侵入を最小限に防ぐため、網戸は閉めレースカーテンも引いておきます。最近では花粉を通さないレースカーテンも売られていますのでそういったものを使ってみるのもいいかもしれませんね。換気や掃除が終ったあとは、カーテンをコロコロ。付着した花粉を取り除きます。

室内の湿度を上げて花粉の動きを緩める

花粉はとても軽く宙を舞っています。その時に人間の体内に入るとアレルギー体質の方は反応してしまうんですね。花粉は空気が乾燥していると舞い上がりやすく、逆に湿度の高い場所では水分が取りついて重くなり下に落ちていく特徴があります。その特徴を利用して、お部屋で加湿器を使い花粉の動きを下げ、家具や床に落ちたであろう花粉を拭き掃除で除去するといいですよ!

お布団干しは我慢…

花粉は屋外、空中を舞っています。布団を干したい気持ちは分かりますが「外に布団を干す=花粉まみれの布」になってしまいます。これでは、一晩中くしゃみと鼻水で快眠なんて得られませんよね。花粉の季節にどうしてもお布団を乾燥させたい場合は室内の日当たりのいい場所に置いておきましょう。また、布団乾燥機を上手に使ってください。

花粉の侵入を防ぐには水ぎわ作戦が大切です

導入

花粉症を持っている人にとっては花粉の季節はとってもつらいですよね。ただ、ハウスダストなどの慢性鼻炎と違って家の中の花粉はある程度侵入を防ぐという対策が取れます。それが玄関や開口部での水ぎわ対策です。できるだけ入れない!持ちこまない!工夫と、こまめなお掃除でせめておうちの中では快適に過ごせるといいですね!

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