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一人暮らしでもペットが飼いたい~小鳥編~

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色鮮やかな姿とさえずりが人気の小鳥。愛鳥家の人は多いですよね。意外や意外、一人暮らしで小鳥を飼う事は不可能ではありません。どうしても小鳥が飼いたい!という人のために、一人暮らしで小鳥と暮らすポイントチェックしておきたいことをまとめました。

ベタベタに懐く小鳥

インコや小鳥は、ヒナのうちから育てると犬も顔負けなくらいベタベタに飼い主に懐きます。最初のお世話はより手間や時間がかかるので大変ですが、可愛さは倍増します。きちんと飼い主を判別して真っ先に飛んできたり、おしゃべりを覚えたりするのでコミュニケーションもしっかりと取れます。そんな小鳥と毎日一緒に過ごせたら、きっと楽しい日々になるでしょう。

飼育前にきちんと大家さんに確認を

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ペット可物件であることは大前提ですが、偏にペット可といっても、その多くは小型犬や猫、更に1匹まで、などといった条件がついています。小鳥は鳴くものなので、部屋の壁が薄ければ周囲の住民にとって迷惑となってしまうことも。大家さんや管理会社へ、小鳥を飼っても大丈夫か、きちんと確認をすることが大切です。ペット可、防音マンションであっても確認しましょう。

意外と寿命が長い

種類や身体の大きさにもよりますが、一般的な小鳥やインコ類は10~15年程生きると言われています。丈夫で飼いやすい種類が多いので、長生きしてくれることが多く、アニマルパートナーとして人気なのも頷けますね。最後まで責任を持ってお世話が出来るか、しっかり検討することをお忘れなく。

規則正しい生活を送っている人向け

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小鳥は日の出とともに起きて、夜暗くなったら寝るという、なんとも規則正しい生活を送っています。そのため、朝明るくなるとさえずりを始めたり、特にオスであれば鳴き声も綺麗で大きめです。小鳥の習性との生活パターンが合わないと、飼い主さんにとっても、小鳥にとっても負担がかかってしまいます。比較的同じ生活リズムを送っている朝型の活動パターンの人でなければ、一人暮らしで小鳥を飼うのは厳しいでしょう。

好奇心旺盛で感情がわかりやすい

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小鳥の魅力である、好奇心旺盛さ。手乗りに育てれば、放鳥した時に様々なものに興味を持って近づきます。トイレットペーパーの芯の中をくぐって遊んだり、人が食べているものを欲しがったり(あげてはいけないものもあるので注意!)注意を向けたくて作業の邪魔をしたりと、感情をストレートにぶつけてきます。手の上で眠ったり、撫でて、と頭を押し付けて来たり、機嫌が良いとダンスしてみたり、コロコロと表情が変わりその魅力は無限大です。好奇心旺盛な分、小鳥がかじったり近づいて危険なものは閉まっておく事が大切です。

1日以上留守にするなら誰かにお世話を頼んで

エサや水を多めに用意しておけば、多少のお留守番が可能な個体もいます。しかし、小鳥は犬や猫と違って食い溜めすることが出来ません。そのため、お腹がすいたら、その都度食べられるだけのエサを食べます。好きな時にエサが食べられるようにしてあげる必要があります。そのため、1日以上留守にする場合はエサと水やりを知人などにお願いするか、ペットホテルや動物病院に預けておいた方が安心です。

小鳥のサイズに合わせた鳥かごを用意

飼育する小鳥が窮屈でない広さの鳥かごを用意しましょう。止まり木は2本用意し、インコ類であればオモチャなどを入れてあげると喜びますし退屈しません。直射日光の当たらない、風通しの良い場所にセットします。音には敏感なのでテレビや扉の近くには置かないようにしましょう。

暑さに強い個体が多い

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種類によるところもあるので一概には言えませんが、特にインコ類はオーストラリア等の原産が多く、多少の暑さには耐えられます。水浴びをさせたりすることも出来るので、夏はさほど神経質にならなくても大丈夫でしょう。反対にそういった種類のインコは寒さに弱いので、冬は保温に気を遣ってあげましょう。他の動物に比べて身体が小さいので、少しでも暑がっていたり寒がっていたりするのを放っておくと命の危険にさらされてしまいます。猛暑日など閉め切った環境で日中過ごさせる場合は、クーラーを弱にして出掛けたり、冬はダンボールで鳥かごを囲んだり毛布をかけてあげるといいでしょう。

毎日少しでもコミュニケーションを

感情表現をしてくれる小鳥なので、1日10分でも放鳥してあげるようにしたいものです。鳥かごに入れっぱなしでは運動不足になったり、せっかく築いた絆も薄れてしまうので、スキンシップの時間は大切です。放鳥時は、うっかり外に飛んでいかないように、窓を閉めているかしっかり確認しましょうね。

1日1回の掃除を

鳥かごの掃除は毎日行ってあげるのが理想です。エサの殻が飛んだり、換羽期は羽が抜けるので、小鳥が羽ばたいた時などに散らかってしまいます。また、水も毎日取り替えて新鮮なものを用意しましょう。文鳥や十姉妹などは水浴びが大好きなので、専用のスペースを設けないと飲み水用の水で水浴びをしてしまうので注意が必要です。

トイレは覚えない

鳥は本来飛ぶ生き物です。排泄物を溜めておくと身体が重くなり飛ぶ事に支障が出ます。そのため、トイレを覚えることが出来ません。放鳥しているとどこでもウンチをするので、そこは初めから覚悟しておきましょう。鳥かごから出す時は、汚れても差し支えない服装で一緒に過ごすようにしましょう。とはいえ、健康なウンチであればティッシュで優しく掴めば綺麗に取れますので、あまり心配しなくても良いでしょう。

姿も性格も鳴き声も魅力

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愛らしい仕草や鳴き声で私たちを和ませてくれる小鳥。一人暮らしだからといって飼えないわけではありませんが、ペットとして迎えるにあたっては検討すべきポイントもあります。一度小鳥と暮らすと、その魅力に取り付かれる人も多いのではないでしょうか。種類によってはおしゃべりを覚えたり、会話のように言葉のキャッチボールを楽しむ事が出来るので、とってもにぎやかなパートナーになってくれますよ。

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