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みんなはどうしてる?単身者の引越しの挨拶

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春からの新生活に向けて、引越しの準備をしている人も多いですよね。そこで気になるのが引越しご挨拶。ご近所へ挨拶・・・とまではいかなくても、壁一枚で隣に住む人へ挨拶に行った方がいいのでしょうか?地域差などもあるでしょうが、引越しの挨拶はした方がいいのか気になりますよね。ファミリー向けの物件では挨拶をする人が多い傾向にあるようですが、それでは単身者はどうなのでしょう。今回は単身者向けの引越しの挨拶事情についてまとめました。

単身者世帯は行かない人の方が多い!?

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ある調査によると、単身者で引越しの挨拶をする人は、全体の4割ほどだったそうです。半数以上の人が挨拶はしないという結果ですね。都会になればなる程、その傾向は強くなります。挨拶をすることが常識とされていた頃は、上下左右の4部屋には挨拶するのがマナーでした。では、なぜこれほどまでに挨拶しない派が増えたのでしょうか。その理由は下記のものが考えられます。

防犯面での不安

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女性なら、一人暮らしの女性ということを知られてしまうことになるので、防犯面でも不安に思う人も多いようです。隣に住んでいる人が良い人だとは限りませんし、事件に巻き込まれてしまうかもしれない、と不安に思って挨拶をしないという選択に至るようです。実際、同じ建物の住民によるストーカー被害に遭った事例もありますし、そう考えると知らない人とは極力関わらないようにしたいと思うのも納得です。

長く住む気が無い

長い期間住む事を考えていない場合、あえて挨拶をする必要もないと考える人もいるようです。家を出入りする時間が合わなければ、直接顔を合わせる事もないので、挨拶は不要と思うようです。

マンションなのである程度防音出来る

木造アパートや壁の薄い構造の建物であれば、隣や上下の部屋に生活音が響いてしまうことがありますが、マンションであれば多少の生活音なら響かないことがほとんどです。その為、生活音で大きな迷惑を掛けないように生活すれば、そうしたトラブルも無いので、わざわざ挨拶をする必要は無いと思うのでしょう。

ほとんど家にいない

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学校や仕事で忙しく部屋にほとんどいないので、挨拶まではしないという人もいるでしょう。ほぼ顔を合わせない可能性を考えると、あえて挨拶に行く必要性を感じないのかもしれませんね。

もし挨拶に行くなら?マナーと注意点

マナーとして形だけでも挨拶はしておきたい、と考えるなら挨拶に行ってももちろんいいでしょう。行った方がいいのか行かなくてもいいのか判断しかねる時は、大家さんや不動産屋に相談してみると、状況を教えてくれることもあります。隣の部屋に住んでいるのは男性か女性かなど、ざっくりした情報なら開示してくれるはずです。引越し挨拶をする時のマナーと注意点を覚えておきましょう。

手土産は高くない日用品や消耗品を

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手土産はあまり高くない、数百円程度のものにしましょう。気を遣わせないような、日用品や消耗品などのいつか無くなるものが良いですね。食べ物は警戒される事もあるのでやめておいた方がいいです。トイレットペーパーや洗剤、タオルなど、貰っても困らないものがベストです。

しつこくしない

挨拶はこちら側の気持ちです。受け取るか受け取らないかは人それぞれ。中には他の住民と顔を合わせたくないと考えている住民もいるでしょう。明らかに居留守を使われた場合は、対応したくないという意思表示でもあるので、手土産をドアノブにかけたりするのもやめておいた方が無難です。かえって警戒されることもあるので、1回行ってダメなら諦めましょう。

大家さんには挨拶しておく

大家さんが近所に住んでいるなら、これからお世話になるという意味も込めて1,000円程度の菓子折りや日用品などを持って挨拶に行っておいた方がいいでしょう。これから住んでいく中で、どのようなトラブルが発生するかわかりません。大家さんも人間ですので、お互い気持ち良く生活出来るようにしておきたいですね。

引越し挨拶は周りの状況を見て判断しよう

時代はどんどん移り変わり、昔のようなご近所付き合いはなかなか浸透しなくなりました。寂しい気もしますが、犯罪や事件に巻き込まれるリスクを考えると仕方のないことかもしれませんね。特に一人暮らしであればご近所付き合いが無くても問題は無いでしょう。引越しの挨拶をどうするか悩んでいる場合は、大家さんや不動産屋に相談して、誰も引越しの挨拶はしていない、というのであれば特に行く必要は無いでしょう。

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ご近所さんとわざわざ親しくする必要はありませんが、顔見知り程度になると、逆に防犯面でも安心になることもあります。何かあった時に助け合えるかもしれませんので、例えば廊下でバッタリ合った時に、最低限「こんにちは」と挨拶が出来るようにしたいですね。同じ建物で暮らす人ですから、お互い気持ち良く生活出来る距離感になれたら理想的ですね。

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