家みつ

騒音トラブル・・・対処時の注意点

メイン

集合住宅に住んでいると、大なり小なり騒音トラブルに遭遇することはあるのではないでしょうか。今まで一度も気になった事がない・・・なんて人はかなりのラッキーさんですね。お互い様の精神を持っていれば、ある程度は許容範囲として受け流すことも出来ますが、毎日続いたり度を超えている場合は何らかの対処を考えないといけませんよね。

しかし対処を間違えると、かえって大きなトラブルに繋がることもあります。同じ建物に住んでいると言っても、生活リズムが違えば顔を合わせることも無いでしょうし、顔を知っていてもどんな人かまではわかりませんよね。そこで今回は、騒音トラブルに関しての予防、対処法についてご紹介します。

クレームを言われない生活を

画像2

新居での新生活、環境が変わると疲れることもありますが、生活が変わると心機一転、ワクワクもしますよね。引越しの作業や部屋に家具や家電を設置したり、遅くまで作業することもあるでしょう。そんな時もなるべく大きな音を立てず、近隣の迷惑にならないように心がけることが大切です。作業している側は気になりませんが、近隣の部屋からの騒音は気になるもの。気が短い人はすぐにクレームを入れてくる場合もありますから、自分が苦情を言われる側にならないようにまずは気をつけましょうね。

可能であれば引越したら挨拶へ

いらぬトラブルを生まない為にも、なるべくなら両隣、上下階には引越しの挨拶をすると良いでしょう。最初の挨拶があると多少のものは「仕方ないか」と許してもらえるものです。とはいえ、近隣住民と下手に関わりたく無いという人もいるでしょう。また、女性の一人暮らしであれば、防犯面でも挨拶はしない方がいいと言われる場合もありますよね。不動産や管理会社に近隣住民の性別くらいは聞いておくと安心ですね。女性の場合は、近隣住民が女性なら挨拶もしやすいですね。

顔を合わせたら挨拶を

画像3

引越しの挨拶をしなくても、偶然共有スペースで他の住民と顔を合わせることもありますよね。その場合は「こんにちは」と一言挨拶をするようにしましょう。会釈でもいいですね。咄嗟に出会うと気まずさもありますが、無視してしまうと次からも挨拶しづらくなります。どんな人が住んでいるかわからない分、会釈程度の挨拶をしておいた方が常識的ですね。

深夜帯に騒音を立てつづけない

帰宅が遅い場合は、夜の時間帯に洗濯機を回したり、掃除機を掛けたりする必要がある人もいますよね。出来れば深夜帯は特に音が響きやすいので避けたいですが、どうしてもという場合は、騒音を立て「つづけない」ようにしましょう。一時的なものであればトラブルに発展することは少ないですが、頻度が高い、持続的に騒音がする場合は相手にとってかなりストレスとなります。また、夜に洗濯機を回すことが多いとわかっている場合は、洗濯機を購入する際には音が響かないタイプのものを選ぶといいですね。

騒音トラブルが気になったら

画像4

いくら自分が気をつけていても、周囲の住民が騒音を頻繁に出す生活をしていては、騒音トラブルに巻き込まれてしまいます。自分にクレームが来ないように気をつけることは出来ますが、さすがに近隣の生活音は自分の力では防ぎようがありませんよね。木造アパートなどは特に壁が薄いこともあり、ちょっとした物音でも響いてしまいがちです。周囲の騒音が気になったら、どのような対策を取ればいいのでしょうか。

気になったらすぐに管理会社へ相談する

画像5

「これくらいならいいか・・・」と許容している内に、騒音が気になって眠れなくなったり、ストレスでイライラしたりすると身体に毒ですよね。ドカドカと音がうるさい、普通に生活しているレベルの音ではない等、気になったらまず管理会社へ相談しましょう。

自分の部屋からどの位置にある部屋からの音なのか、時間やどんな騒音なのか等、あくまでも冷静に。「クレーム」を付けるのではなく「相談」のスタンスで冷静に離しましょう。間違っても、壁を強く叩いたり、直接文句を言いに行くのはやめましょう。取り返しの付かない大きなトラブルになってしまうこともあり、大変危険です。

騒音が別の建物からだった場合

同じ建物内での騒音トラブルなら管理会社に仲介に入ってもらう事も出来ます。しかし、近所の建物からの騒音の場合はどうでしょう。その場合は、その建物を管理する管理会社へ相談することとなります。集合住宅であれば、管理会社が明記されていたり、建物名でネット検索で調べることも可能です。一軒家からの騒音であれば、町内会などの自治体・自治会に相談しましょう。

緊急事態の場合は警察に相談も

騒音トラブルに関しては、基本的に各管理会社へ相談となりますが、深夜や激しく言い争っていたり緊急を要するものであれば、警察に相談する事も出来ます。警察であれば匿名で相談することも出来ますし、夜に激しい喧嘩をしている際の騒音に関しても対処してくれます。実際に騒音で警察へ通報し、事件性がありそのまま逮捕されたケースもあります。しかし、管理会社へ相談出来るのにせず、単なる生活音が気になるといったもので警察へ相談するのは辞めましょう。

冷静に対処することが大切

画像6

いかがでしたか?騒音トラブルは誰しもが遭遇する可能性の高いものになります。お互い様、とやりすごせるレベルであれば問題ありませんが、毎日のことになるとストレスを感じてしまいますよね。時に怒りが湧いてくるものですが、冷静に、しかるべき場所へ相談し、穏便にトラブルを解消させましょう。

ページトップへ