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お洒落!デザイナーズマンションのあれこれ

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デザイナーズマンションに住んでいると聞くとそれだけで、都会的で洗練されたオシャレなイメージを持つ人がほとんどではないでしょうか。「よくある間取りの部屋にはもう飽きた」「クセのある部屋が良い」など、いつかデザイナーズマンションに住んでみたいと思う人も少なくないはず。実際、デザイナーズマンションは具体的にどんな物件のことを指すのでしょうか。

とにかく人気があるデザイナーズマンション

実は、不動産業界ではデザイナーズマンションの定義は特に決められていません。とはいえ、一般的に「コンセプトが決められていて、外観や内装、設備に工夫がある物件」のことを指します。デザイナーがこだわりの設計で建てられるのがデザイナーズマンション。特に人気の物件は空き待ちが出るほどです。それぞれ個性が違うので一概には言えませんが、今回はデザイナーズマンションに共通する特徴についてご紹介します。

機能性よりデザイン性重視

住みやすさももちろん考慮していますが、基本的にはデザイン性の方に重きを置いて設計されています。一見「こんなところに?!」というところにトイレや洗面台が設置されていたり、見栄えを良くするために収納がほとんど無いところも。スタイリッシュな空間で生活感をあまり感じさせない作りになっているので、物が多いとかえってゴチャゴチャしてしまうかもしれません。内装だけでなく外観もデザイナーズマンション、とわかるような外観なので、その外観を損ねないよう、バルコニーに洗濯物を干せないなどといったルールがあるところもあります。

常識に囚われない空間

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部屋全体で扉や仕切りが無い場合が多く、天井が高いので開放感があります。トイレがガラス張りだったり、部屋のど真ん中にバスルームが設置してあったりと、非日常的な空間になっていることが多いです。また、バルコニーが無い部屋も珍しくありませんので、無いと困るものがあれば注意が必要です。とはいえ、変わった間取りを楽しめるので、刺激的な生活を送ることが出来ますね。

設備類がオシャレ

洗面台やキッチン、浴槽や間接照明など、備え付けの設備がとにかくオシャレ!まるでホテルの一室のようです。小物や家具にもこだわりたい人には打ってつけですね。しかし、それぞれの設備はカスタムして埋め込まれているので、故障で修理する時に難しかったり、それだけコストがかかってしまうこともあります。

コンクリート打ちっぱなしが多い

デザイナーズマンションといえば、外装や内装でコンクリート打ちっぱなしになっているところが圧倒的に多いです。コンクリート打ちっぱなしの物件は気密性が高いので、夏は暑く冬は寒い、湿気が溜まりやすいという特徴があります。逆に言えば、防音性も高く熱が逃げにくいので、捉え方次第ですね。特に新築や築浅物件だと湿気は溜まりやすいので、換気は必須です。

カーテンや家具等、前部屋や次の引越しの時に合わないことも

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個性的な間取りで設計されているので、以前に使っていた家具やカーテンのサイズが合わなかったり、次に引越しをする時も同様のことが起こりやすくなります。全て取り替えるなら問題ありませんが、通常の引越しよりコストがかかることは念頭に入れておきましょう。

家賃は割高

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これは周知の事実ですが、やはりデザイナーズマンションは相場より家賃は高めです。設備や建物の維持にコストがかかるので、管理費もお高め。金銭的に余裕が無いと難しいでしょう。仕事などで忙しく、あまり自宅にいないならメリットは少ないかもしれませんね。

特徴をよく理解して決めよう

デザイナーズマンションは、それぞれでコンセプトも違うので個性は様々。デザイン性重視でも収納が少なければ困るなら、収納が多いデザイナーズマンションを探すなど、お部屋探しの際には譲れないポイントを不動産屋に伝えて探すとスムーズです。一般的には住みづらそうなところでも、自分のライフスタイルに合っていれば良いのです。

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また、デザイナーズマンションに住むならなるべく一人暮らしの方がいいでしょう。こだわりは人それぞれですし、自分では我慢出来るポイントも同居人からすれば苦痛な場合もあります。ファミリーで小さな子供がいれば尚更、住みやすさに重きを置くことが大切ですよね。オシャレな部屋なら、友人を招いたりホームパーティをしたりと、プライベートな時間もより充実するのではないでしょうか。デザイナーズマンションは特に人気があるので、お部屋探しはなるべく早めの段階でしておき、気に入ったところがあったらすぐに見て決めないと、別の人に取られてしまう可能性が高いです。デメリット面もきちんと理解し、自分に合った物件を見つけましょう。

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