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実録!!タイルカーペットを使ってカンタンDIY♪フローリングを総カーペット貼りに大変身!

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最近の住宅はお手入れ簡単なフローリングを使っているおうちが多いですね。お掃除もしやすく夏はひんやりと気持ちいい!でも冬場はちょっと冷えが気になる…という方もいらっしゃいます。その場合ラグやホットカーペットを使って床の冷たさを軽減している方もいらっしゃると思います。今回はこのフローリングの欠点をカバーしながらお手入れも簡単にできる総カーペット貼りに簡単DIYしてみました!

タイルカーペットとは?

タイルカーペットとは通常のカーペットの裏にゴム貼りがしてあるタイル状のカーペットの事です。大きさは50㎝角や40㎝角の正方形のものが販売されています。カッティングが簡単で、カッターひとつでどのような形にもカットできます。
パイルのほつれもほとんど出ませんので、作業はカッター、はさみなどで切って置くだけです。

2.タイルカーペット

タイルカーペットでフローリングを総カーペット貼りに

それではさっそくこのタイルカーペットを使ったDIYをご紹介今回はフローリングタイプのワンルームマンションです。10畳程度のお部屋を総カーペット貼りにしました。

【材料】

●タイルカーペット50x50センチメートル 70枚(グレー45枚、ブルー25枚)
(今回はサンゲツ タイルカーペットNT350V(ライン柄の物)を利用)
●カッター、はさみ
●巻尺(金属タイプの物)
(注)通常はノリで固定するようになっていますが賃貸のため「置くだけ」の施工です。

【手順】

正しい敷き方は部屋の中央から外側に向かって!
タイルカーペットをお部屋に敷く場合部屋の中央に縦、横に基準線を引いて中央から壁に向かって敷いていきます。

意外と難しい基準線
この基準線が素人には意外と難しい…中心線のちょっとしたずれが敷きこんだ後に見ると思ったよりも斜めに見えてしまう場合があります。またこのずれは広い部屋ほど大きく感じます。そのため今回は、「壁は大工さんが作ったからまっすぐ!」を信じて壁の端から敷くことにしました。

とりあえず仮置き

デザイン性を考えてタイルカーペットを2色使いました。
ベースになるグレーとアクセントカラーのブルーがうまくバランスが取れるようになんとなく並べてみます。

ここでも素人の失敗が!

購入の時にカタログでの施行例を手本にだいたい3割くらいがアクセントカラーに…と思っていたのですがアクセントカラーのブルーを多めに発注してしまうという失敗を!色々と並べ替えながら最終的には目立たない部分、家具、家電を置きそうな部分や端の部分に余ったブルーを使うことにしました。

3.割合

実際に敷いていく!

タイルカーペットを部屋の壁から順番に敷いていきます。今回は「流し貼り」という貼り方にしました。具体的にはタイルカーペットの裏側に書いてある「→」の向きをそろえる敷き方です。

4.カーペット矢印

流し貼りにすることでタイルの境目部分が判りづ らくなり、仕上がりが一枚のカーペットを敷いたように見えます。他には「市松貼り」という貼り方がありこれは矢印を「→」「↑」「→」「↑」と敷くことで敷き終わると全体としてチェッカーフラッグのように見えます。

5.カーペット貼り方

端まできたら余分をカット

壁から一列に敷いたカーペットは対面の壁のところでどうしても寸法が合わなくなります。そこで最後の1枚は寸法を測ってカッターで切ります。ゴム面は鉛筆やボールペンなどでも簡単に線が引けますよ!カッターはよく切れるちょっぴり大型のものの方がきれいに切れます。

難関!カウンターの脚

カーペットを敷こうとするお部屋が直線だけで構成されているとは限りません。今回は作り付けのカウンターの脚が円柱でした。几帳面な方ならコンパスを使って上手にカーペットに切れ込みを入れれば問題ないのですが、今回引っ越したばかり、そして性格から「なんとかなる」と思い穴あけ部分の直径は図ったものの、それを基準に無謀にもフリーハンドでカッティングすることに。すると脚よりも大きくくりぬきすぎてしまいました。(当然といえば当然の結果)

6.カウンターの脚1

が、タイルカーペットの素晴らしいところが「カッティング面があまりほつれない!」
再度、くりぬいたパーツから穴を埋めるための小さいパーツを切り出して埋めることで解決。

7.カウンターの脚2

9.カウンターの脚3

2時間後には

女性二人で作業を行うこと2時間、ようやく完成したのがコチラ!

8.2時間後

余ったブルーがこんなところや、あんなところに。ただ全体としてみると不自然な印象はありませんでした。

1.施行前

ちなみにこちらが作業前のお部屋です。素人作業でもなかなか見栄えよく仕上がったと思いませんか?

タイルカーペットのメリット

タイルカーペットを使うことで起こるメリットはたくさんあるので、いくつかご紹介しますね。

お手入れ簡単

タイルカーペットは部分的に取り外すことができ、水洗いも簡単です。
液体がこぼれた場合も裏がゴム貼りになっているため防水効果も!タイルカーペットの境目から下の床面に入り込むことはあっても、その部分だけはがして床の掃除、カーペットを洗った後乾燥してもう一度はめ込めば元通りになります。

適度な温度

タイルカーペットは冬、床面の冷気を遮ってくれます。夏もポリプロピレン製でパイル状のためさらっとした触感で暑さは感じません。

防音効果

タイルカーペットのゴムが一枚入ることで階下への音を若干抑えることができます。

扉の干渉が少ない・どこにでも敷ける

タイルカーペットの厚みは5~7ミリ程度です。通常のカーペットはカーペットの端がほつれ止めのかがり部分があるため厚みが出てしまい室内扉と干渉する場合がありますが、タイルカーペットの場合干渉の可能性が比較的少ないです。(まったく干渉しない訳ではありませんので、施工前の確認はしてください)また、既に家具を設置した場所に敷く場合、家具の移動が難しい場合は家具の形状に合わせてタイルカーペットを切って敷きこむこともできます。

とりあえず狭い範囲から

タイルカーペットDIYは思ったよりもずっと簡単に行うことができます。そしてひんやり感の少ない床は気持ちいいものですよ!ただ、いきなりリビングなど大きな面積をやるのが不安な方はまずキッチンや玄関など、限られた空間からお試しがおススメ!お部屋の一部をカーペット敷きにするための「見切り材」や「すべり止め」も販売されています。カーペットのはがれが気になる方はそういったものも上手に使いながら春に向かってDIYを楽しみながらやってみてください。

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