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一人暮らしでもペットが飼いたい~ハムスター編~

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小動物のペットとして人気なハムスター。小さいながらに人にも懐き、仕草や姿に癒される人は多いですね。お金もあまりかからず、丈夫で飼いやすいので、一人暮らしのペットとしても人気です。不規則な生活でも問題ありませんし、2日ほどの留守番なら可能です。コミュニケーションも取れるので、寂しさも紛らわせてくれますよ。

個性豊かなハムスターたち

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ハムスターの種類はたくさんあり、性格も様々。育て方次第では人にも懐き、手からエサを食べてくれたり、名前を覚えてくれることも。何と言ってもエサをほお袋いっぱいに詰めている姿、回し車で運動している姿、眠っている姿などの愛くるしい姿がとっても可愛いです。そんな魅力いっぱいのハムスターを飼育する上でのポイントや注意点をご紹介します。

堅いエサをあげよう

ハムスターはげっ歯類です。前歯で堅いものを齧る習性があり、柔らかいエサばかり与えていると、前歯が伸び過ぎてしまい、ご飯が食べられなくなってしまいます。雑食なので何でも食べますが、ハムスター用として販売されているペレットを主食として与え、パンなどの柔らかいものを与えすぎないようにしましょう。ひまわりの種も脂質が多く太りやすくなるので、あげすぎに注意です。

寿命が短い

ハムスターの寿命は2~2年半ほどで寿命が短いです。それ以上長生きする場合もありますが、お別れが早いことを覚悟しておく必要があります。病気になることもあるので、ハムスターを診てくれる動物病院も探しておくと万が一の時でも安心ですね。

1匹飼いが基本

複数飼育する場合、成熟するとオス・メス同士なら縄張り争い等が勃発し、怪我をしたり、最悪片方が死んでしまうこともあります。また、繁殖力が強いので、オス・メスで同じケージで飼育するとどんどん子どもが生まれて大変なことになってしまいます。その為、1つのケージにつき1匹飼うことが基本です。

ハムスター用のカゴが置けるスペースがあればOK

60センチ×30センチほどのケージで飼育出来るので、あまりスペースが要らないことも人気の一つです。運動用の回し車、エサ入れ、給水ボトル、寝床、トイレを置いてあげましょう。セットで3,000円程で購入出来ます。ケージには新聞紙を細かくちぎったものやおがくずを敷いてあげると良いですね。トイレを覚えるので、トイレを毎日掃除してあげれば臭いもさほど気になりません。

夜行性なので夜に活動

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ハムスターは夜行性の動物です。回し車に乗って運動し始めるのはほとんど夜です。寝ているとカタカタと回す音がする程度で大きな音ではありませんが、少しの物音ですぐ目が覚めてしまうという人には向かないかもしれません。昼間でも起きていることもあるので、ケージから出して遊ばせたりすることも出来ます。野菜も食べるので、手からあげるとより懐きやすくなります。

掃除の頻度

トイレは毎日、ケージに敷いている新聞紙やおがくず等は週に1回は取り替えてあげましょう。そのタイミングでケージ全体も洗うと清潔な状態を保ってあげられます。食べ残しなども臭いの原因になるので、こまめに掃除をすることが大切です。エサや水も毎日変えてあげましょう。

脱走に注意

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噛む力や腕力もあるので、ケージの網を登って、ちょっとした隙間から脱走してしまうこともあります。身体が小さいので見つけることが難しかったり、部屋のコードなどを齧って感電してしまったり事故に繋がってしまうので、ケージの扉を開けっ放しにしたり、隙間が無いように注意しましょう。

暑さ・寒さに注意

どの動物にも言えることですが、ハムスターも暑さや寒さに注意してあげましょう。あまり暑いと熱中症になってしまいます。身体が小さいので、すぐ命に関わってしまうので夏場は風通しの良い日陰にケージを置いたり、クーラーを弱く掛けておくことをオススメします。ゴールデンハムスターなどの大きめの種類は、あまり寒いと冬眠に入ってしまうことがあります。温めると目覚めることがありますが、身体に大きな負担がかかるので冬眠状態に入らないように気をつけましょう。ケージをダンボールなどで囲んだりすると保温効果がアップするので、対策はしっかりと行いましょう。

小さな相棒、ハムスター

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比較的手軽に飼育出来るハムスターですが、命には代わりありません。毎月の費用もさほどかかりませんが、暑さや寒さには注意し、時期に応じてクーラーを活用するなど、電気代などもある程度かかる事を覚悟しておきましょう。飼いたいな、と思っても衝動買いはせず、しっかり考える時間を作りましょう。大切に育てれば、最高のパートナーになってくれます。

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