季節問わず!銭湯のススメ
一人暮らしをしていると、毎日浴槽にお湯を溜めてお風呂に入る人は少ないのではないでしょうか。夏は特にファミリー世帯でもシャワーで済ませるというご家庭も多いですよね。日本人はお風呂が大好き、いたるところに銭湯があるのがなによりの証拠ですよね。お風呂が好きな人は多いものの、ガス代や水道代もかかりますし、毎日自宅でお風呂に入るのはなかなか厳しいもの。もし近くに銭湯があるなら、たまにでも利用してみてはいかがでしょうか。多少距離があっても、スーパー銭湯なら1日楽しめますし、若い世代も利用している人が多いのでオススメです。
もくじ
冬はもちろん、夏こそ銭湯へ!
冬は身体も冷えますし、身体の芯から温まることが出来る銭湯は人気ですよね。夏はただでさえ暑いので、更に温まるなんて・・・と思われがちですが、夏でも現代人の身体は冷えています。お店に入ればクーラーで寒いくらいの温度に設定されていますよね。職場や学校もクーラーが効いているところは多いもの。疲れやストレスが溜まっていると体温も下がるので、夏だからといって冷えとは無縁、というわけではないのです。ゆっくりお風呂に入ることによって、夏バテ防止にも繋がります。そこで今回は、一年中オススメな銭湯について、その効果や入浴時のポイントなどをご紹介します。
入浴による効果
まずは入浴することの効果についてご紹介しましょう。ゆっくり入浴することで身体が温まり、血行が良くなります。血行が良くなることでリラックスすることが出来、その結果疲れが取れやすくなります。体温を上げると病気になりにくくなる効果もあるので、冷えは万病の元と言われる所以でもあります。睡眠導入効果もあるので、ぐっすり眠れて良質な睡眠を取ることが可能です。汗をかくことで老廃物を排出出来るので、まさに良いことだらけ!また、身体の汚れもシャワーだけでは充分に落としきることが出来ません。温めることによって溜まった垢や古い角質も落ちやすくなります。気になる毛穴の奥の汚れも、身体を温めることにより、汗と一緒にスッキリ落とすことが出来ます。
銭湯に持っていきたいもの
銭湯によっては無料貸し出しをしてくれる所もあるようですが、有料なところが多いようです。自宅から持っていけるものは自分で用意しておくといいでしょう。最低限の持ち物としては、シャンプー・リンス・洗顔料・ボディソープ・タオル・化粧水・替えの下着・濡れたタオルを入れるビニール袋などです。必要に応じて、メイク落としやヘアゴム・ヘアブラシ・ボディクリーム・垢擦りタオルなどもあると便利ですね。垢擦りタオルに関しては、普段身体を洗う時に手で泡立てて優しく洗う派の人でも、銭湯に行くなら持っていって損はありません。入浴しているうちに、皮膚がふやけて手で少しこすっただけで垢がポロポロ落ちてきます。垢擦りをすることで、身体の汚れをしっかり落とすことが出来ますよ。
水分補給を忘れずに
入浴前にはコップ一杯分程の水を飲んでおきましょう。入浴中は汗をかくので、脱水を防ぐ為です。また、事前に水を飲んでおくことで汗もかきやすくなります。入浴中も喉が渇いたら水分補給しましょう。もちろん、上がった後も水分補給を忘れずに。銭湯で販売されているフルーツ牛乳などもまた、格別ですよね。
のぼせやすい人、お風呂に慣れていない人は無理厳禁
体質的にのぼせやすい人や普段あまりお風呂に入る機会が無かった人は、入浴時間が短いからといって無理に浸かり続けることは絶対に辞めましょう。のぼせてきたかな、と思ったら、無理せず一旦湯船から出て、足首や手首などに水をかけて休憩を。落ち着いたらまた入浴し、それを何度か繰り返して身体が温まれば充分です。長い時間湯船に浸かっているより、休憩を挟みながらの入浴を繰り返した方が、次第に汗もサラサラになり、代謝も良くなります。また、いきなり首まで浸かると心臓に負担がかかってしまうので、おへそ当たりまで浸かる半身浴をしたり、ぬるめの湯船があればそちらで入浴したりと、工夫をすることが大切です。
1回数百円で贅沢な時間が過ごせる
銭湯の魅力は、安い価格でゆっくり出来、心も身体も癒せるところです。自宅で浴槽にお湯を張った時とは違い、広々とした空間を堪能出来ますし、自宅では追い炊き機能がなければ時間が経つとお湯の温度も下がってしまいますが、銭湯ではそんなことはありません。ジャグジーがあったり、お湯によっては効能があったりと、心行くまでお風呂の時間を楽しむことが出来ます。スーパー銭湯であれば一日中楽しめますし、マッサージなどを依頼することも出来、リフレッシュ出来ますよね。
銭湯は年配者が多め
地域に根付いている小さな銭湯は、番台に立つ女性も気さくに声をかけられる雰囲気があります。また、年配者が多く利用していることもあり、なんとなく会話をしたり、コミュニケーションが取れるのもいいところですね。スーパー銭湯は、年配者はもちろん、若い世代でも利用者が多いので、銭湯は入りづらい・・・と思っている人にはオススメです。
銭湯に行って健康になろう
いかがでしたか?自宅でのお風呂は億劫でも、銭湯であれば気兼ねなくゆっくりとした時間を過ごすことが出来ますよね。普段はシャワーでも良いですが、たまには疲れを取るという意味でも銭湯に行ってみてはかがでしょうか。健康のためだけでなく、定期的に汗を出すことによっていつまでも若々しくいられる、アンチエイジング的な意味でも効果的ですよ。