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一人暮らしでもペットを飼いたい!~犬編~

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は昔から人間のパートナーとして一緒に生きてきました。実家でも犬を飼っていたので、一人暮らしをしてからも犬を飼いたい!と思っている人は多いはずです。疲れて帰ってきた時、尻尾を振って出迎えてくれる存在がいれば、それだけで癒されるはず。でも一人暮らしでは犬は飼えない・・・と思っていませんか?確かに、犬の世話は他のペットに比べると大変です。しかしその分、一緒にいるだけで元気になれ、愛情を返してくれるペットでもあります。そこで今回は、一人暮らしで犬を飼うために必要なことや、費用についてご紹介します。

まずはしっかり犬のことを理解しよう

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犬は群れで生活してきた動物です。社会化に慣れているので、それだけに賢くきちんと言う事を聞いてくれます。個体差はありますが、ある程度犬種や親犬の性質を受け継ぐことが多いので、犬を飼う時にはそれぞれの性格や運動量なども考えると良いでしょう。

ペット可の物件に住んでいますか?

犬を飼うなら、当然ペット可の部屋が必要になります。ペット不可物件でペットを飼うことは契約違反です。その場合はペット可の部屋へ引越しましょう。集合住宅には色々な人が住んでいます。犬が好きな人ばかりではないでしょうし、アレルギーを持っている人もいるでしょう。「バレなければいい」「1階はペット可だから、2階で飼っても問題ないだろう」などという身勝手な行いは絶対にやめましょうね。ちなみに、ペット可物件は意外とあります。条件として「小型犬1匹のみ」としている事が多いので、中型犬や大型犬については、大家さんに確認したり、不動産屋に相談しましょう。去勢・避妊手術を受けていることが前提の事もあります。また、敷金や礼金が1~2ヶ月積増になる事が多いので、その資金も用意しなくてはなりません。

お散歩は原則毎日必要

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犬を飼うなら、毎日のお散歩が必要です。犬にとってお散歩は運動不足解消、良い刺激にもなります。狭い部屋で一日過ごしていては、犬もストレスが溜まります。犬も感情を持った動物。犬の習性を理解して、きちんと散歩に連れていってあげましょう。犬に合った運動量が必要なので、小型犬であっても、多くの運動量を必要とする犬種なら、朝晩長い距離のお散歩が必要です。

費用について

毎日のエサやおやつ、室内でトイレを済ませるならトイレシーツ代、暑い時期はエアコン代などで、一人暮らしより確実に費用はかかります。犬の大きさや種類によりますが、小型犬の場合は月に3,000~5,000円ほど、大型犬なら倍近くかかることもあります。子犬の時期なら2回、成犬なら年に1度はワクチン接種、狂犬病の予防注射が必要です。更に春から秋にかけては毎月フィラリア予防薬を飲ませる必要があります。動物病院によりますが、費用は全部で20,000~30,000円ほど。他に何か病気や怪我などがあれば更に費用はかかります。定期的なカットが必要な犬種なら、1回のカット代で3,000~7,000円ほどかかります。

家を長く空けられない

一人暮らしの醍醐味といえば、気ままで自由というところですが、犬を飼うとそうは行きません。犬は出されたごはんを一気に食べる習性があるので、朝晩のごはんは人の手であげたいですね。最低でも朝晩の2回はトイレもしますし、犬は綺麗好きなのでいつまでも汚れたトイレシーツがあるとストレスを溜めてしまいます。なにより、集団で生活する犬にとって、ひとりぼっちでの時間が長いことはかなりストレスを与えてしまうことになり、可哀想です。仕事がいつも遅い、飲み会で終電を逃した、犬を置いて旅行に行く・・・ということが頻繁にあるようなら、犬を飼うことはオススメしません。しかし、たまにそういった事がある程度なら、信頼出来るペットシッターやペットホテルを利用する手もあります。もちろん費用はかかりますが、安心してペットを預けることが出来ますよ。

子犬は特に手がかかります

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犬を迎える時、子犬から育てるのであれば最初は特に大変です。子犬の時期は後の性格を決めるとても大切な時期。ごはんもトイレの回数も多いです。この時期にひとりの時間が長かったり、あまり構ってもらえず寂しい思いをしてしまうと、恐がりになってしまったり問題行動を起こすことになります。しつけをしやすい時期でもあるので、たっぷり時間を取ってあげる必要があります。犬を飼う時に子犬を選ぶ人は多いですが、ある程度性格の定まった成犬を迎えるのもオススメです。新しい環境に慣れるには時間がかかりますが、しっかり愛情を注げば、子犬からでなくても固い信頼関係を結ぶことが出来ますよ。

寿命は10年以上

人間と同様、医療技術の進歩によって、犬もより長生き出来るようになりました。高齢化が進むと、ボケが出て来たり、自力での排泄が困難になることもあります。そうなった時、きちんと最後まで面倒を見られますか?犬もいつか老いてしまうもの。犬は特に感情を表現する動物なので、我が子のように感じている人も多いでしょう。その分お別れも辛いものです。最後まで自分が世話をし、看取ってあげる覚悟を持つことが、犬にとっての幸せでもあります。

犬のいる生活は幸せがいっぱい

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犬好きの人は多いですよね。それだけ私たちを魅了し、癒しを与えてくれる存在です。一人暮らしで犬を飼う事は簡単なことではありません。しかし、これらをきちんと理解して生活出来るなら、一人暮らしでも犬を飼うことは出来ます。犬がいる暮らしはいいものです。休日にはドッグカフェに行ったり、ドッグランに行ったり。散歩をしていると、普段ならただすれ違ってしまう人にも犬を通じてお話をすることが出来たり、犬がいるだけでコミュニケーションの幅も広がります。手がかかる分、全身全霊でその愛情を返してくれますよ。犬を飼いたいと思ったら、安易に決めず、まずは犬との暮らしをシュミレーションしてよく考えましょうね。それでも!と決断したなら、あなたとこれから迎える犬は良きパートナーになれるでしょう。

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