シンプルにすっきりと暮らしたい方におススメ!「塩系インテリア」って?
2015年頃から流行しているインテリアスタイル「塩系インテリア」という言葉をお聞きになったことはありますか?この言葉は自分のお部屋やインテリアの画像で交流を図る有名SNSで2015年度の年間注目ワードとしても取り上げられました。今回はこの「塩系インテリア」のご説明とその実例のご紹介です。
もくじ
流行の「塩系インテリア」とは?
「〇〇系」というワードは数年前からよく耳にしますね。男性の外見や性格的な特徴を食べものにみたてて比喩的に使います。「塩系男子(塩顔)」「ソース系男子(ソース顔)」という言葉なら聞いたことがある方もいらっしゃると思います。ちなみに「塩系男子」はあまり掘りが深くない顔立ちで、くちびるも薄く痩せてはかなげな印象の男性の事です。薄い顔立ちだけど味があって落ちつけるというのが特徴です。
話を元に戻して、「塩系インテリア」とはまさにこの塩系男子のように「シンプルで目立った印象がないながらも落ち着いて暮らせるインテリア」ということになります。
塩系インテリアを実践するためには?
この塩系インテリアを実際の生活の中で実践するためにはいくつかのポイントがあります。
●白を基調とした壁紙を利用する、床も淡い色合いが基本。
●インテリアの色彩はモノトーン系で、濃い色合いを使う場合はスポットで使う。
●あまり生活感が出ないようにしながらも、決めすぎない!
●天然素材や素朴なインテリアを上手に取り入れる。
●「余白」を大切にする。インテリアも含めて物を減らし「棚いっぱい!お部屋にいっぱい!」にしない。
このポイントを押さえながら、実際のお部屋の様子をご紹介していきますね!
塩系インテリア実践例
これぞ『塩系!』名付け親のオリジナル塩系インテリアスタイル
さっぱりした印象のインテリアスタイルを「塩系インテリア」と名付けた方のお部屋です。決して特別なものが置いているわけでもなく新しい家具でもありませんが、あるものを上手に使ってシンプルに暮らせる!という工夫がこのお写真からわかります。
リビングをシンプルにモノトーンコーデ
hinaさん(@hina95ky)が投稿した写真 –
リビングルームの白い壁紙に合わせるようにテレビ台や照明、カーテンなどもモノトーンでコーディネートしてあります。スピーカーのデザインもインテリアに合わせているようでおしゃれですね。黒いタペストリーやウォールシールなどがアクセントとして入ってきています。インテリアのバランスを上手にとるのって難しいですね。
収納に統一感を持たせる
カウンター下の収納はパルプボックスで統一させています。同じシリーズでそろえることでシンプルにまとめることができます。中には、アイロンや書類など生活感満載のものが入っていますが、硬質のモノトーンボックスに収納することでリビングの生活臭さをうまく隠すことができます。カウンター下のデッドスペースをモノトーンにまとめるのと同時に、カウンターに置くインテリアも同じようにグレー系でまとまっているので壁面を見たときに一体感が出ているように思えます。
キッチンを白で統一!
白い家電を白のラックにまとめて収納!とってもモダンで近未来的なイメージもあり、素敵です。スーパーのレジ袋なども白い入れ物に入れることですっきりと「見えなく」すると塩系インテリアとしてのまとまりが出てきますね。
水回りをシンプルに!
洗面台の下の空間は目隠しをしたくなる場所ですが、天然素材のバスケットを上手に利用していらっしゃいますね。かごの企画を合わせて高さを合わせすっきりと、配管すらもインテリアに見えるところがすごいです。
塩系インテリアにオススメはエアプランツ&多肉観葉植物
生活空間に植物を取り入れると癒しを感じますよね。ペットが飼えない賃貸住宅でも植物ならインテリアとして取り入れられます。塩系インテリアとしてよく使われるのがエアプランツや多肉植物などの観葉植物です。育て方も簡単で、水やりもほとんど必要がないので忙しい方でも育てやすいですよ!この植物を飾る空間に「余白」を持たせるとセンスを感じさせることができます。
シンプルライフを目指すには自分の「理想形」をイメージする
「塩系インテリア」を取り入れたようなシンプルライフを実践するにはお片付け上級テクやセンスが必要な気がしますね。漠然と「シンプルに暮らしたい!」と考えて、手持ちのインテリアでなんとかしようとしてもうまくいかないことが多いですが、素敵な実例に触れてきちんとイメージをすることで自分なりの「正解」が出てきます。インテリアを変えたり模様替えをしたりするとそれに伴いライフスタイルも変わったり、そこから自分の内面の変化を起こすこともあります。春になって生活を一新したい!シンプルライフを目指したい!という方は是非ご参考にしてみてください。