一人暮らしの食費を抑えるコツ

自炊しようと思っていても、つい外食やコンビニ弁当を買ってしまう人も多いでしょう。一人暮らしでは何もかも自分の自由、そのため自分にも甘くなりがちです。収入にもよりますが、一般的に単身者世帯での1ヶ月の食費の平均は3～4万円と言われています。外食ばかりだと、あっという間に月5万円以上飛んでいくことも珍しくありません。しかし、食費を抑えるのは意外と簡単です。今回は、食費を抑えるコツをご紹介します。

自炊は良い事だらけ

外食も良いですが、あまり続くと身体の為にも良くありません。特に、お店のお惣菜やコンビニ弁当には添加物が入っており、万人受けするように濃いめの味付けになっています。スーパーで安く購入した食材を自分好みの味に調理して、温かいうちに食べる、健康的で節約にもなるので、良い事しかありませんよね。最初のうちは失敗もあるでしょうが、コツさえ掴めば料理は簡単です。

コンビニ通いを減らす

お腹が空いた状態で買い物に行くと、余計なものまで買ってしまいがち。コンビニには何でも揃っています。学校や仕事で疲れた日に寄ると、ついつい誘惑に負けてしまいますよね。1人で1,000円以上使ってしまう事もあるでしょう。コンビニ利用を控える、それだけでも充分な節約になります。

ご飯は多めに炊こう

炊飯器があるなら、ご飯はその炊飯器で炊ける最大の量を一度に炊きましょう。ご飯が炊けるまでは、早くても30分ほどかかりますよね。お茶碗一杯分ずつラップに包んで冷凍しておけば、電子レンジで温めるだけでご飯が食べられますし、少しずつ炊くより電気代の節約にもなります。

簡単な大皿料理から始めよう

最初は比較的簡単な肉野菜炒めやカレーライスなどから始めるといいでしょう。残った分は冷凍したり、翌日に味を変えて食べてもいいですね。炒めるだけ、煮込むだけ、という料理は簡単ですし、レシピもインターネット上にたくさんあります。少しずつ出来るようになれば、自信にも繋がります。

安い食材を選ぼう

なるべく1週間分の食材をまとめ買いしておくようにしましょう。予め購入する食材をメモしておくとスムーズです。鶏肉ならもも肉よりむね肉、豚肉なら豚バラより豚コマ、といったように同じ肉でも部位によって価格が違います。安い肉でも、少し手間を加えるだけで美味しく調理することが出来るのでオススメです。

スーパーは夕方以降が狙い目

スーパーで買い出しをするなら、なるべく夕方以降に行くようにしましょう。閉店が近くなると、食品に割引シールが貼られたり、タイムセールが行われたりと、より安く買い物をすることが出来ます。少しでも安く買おうとするその気持ちが、大きな節約に繋がります。

時間があるなら各専門店での買い物を

少し手間がかかりますが、時間があるなら、食材はそれぞれの専門店で購入することをオススメします。野菜なら八百屋、お肉なら精肉店、豆腐ならお豆腐屋さん・・・というように、スーパーで購入するよりそれぞれのお店で買う方が安いです。近くに商店街があるならバッチリですね。

お弁当を作ろう

学校や会社のランチタイムはどうしていますか？いつも外食している、というなら、外食の回数を減らしてみてはいかがでしょうか。お弁当を持って行けば、1日のランチ代1,000円が丸々浮きます。前日の夕食の残りや、冷凍食品を使うのも良いですね。天気が良ければ公園などでゆっくり食べられますし、いつもと違ったランチタイムを送れてリフレッシュも出来るでしょう。

かさまし食材を使おう

ハンバーグなら豆腐を混ぜたり、炒め物にはもやしを入れるとボリューム感がアップします。安く手に入る食材な上に、とってもヘルシー。それなのに、料理の味の邪魔もしません。たくさん食べたい時には、こうしたかさまし食材を賢く使いましょう。

おやつだって簡単

おやつも簡単に作れるものは沢山あります。例えばパン屋さんで無料で貰えるパンの耳。砂糖をふってフライパンで炒るだけで、立派なおやつになります。アレンジ次第でレシピも無限大です。袋菓子も美味しいですが、おやつを手作りしても楽しいものです。

楽しみながら無理のない節約を

自炊は、出来ることから少しずつ始めてみましょう。小さな積み重ねが、1ヶ月の食費を抑えることに繋がります。料理が好きになれば、栄養バランスや彩りなど、色々考えて作れるようになるのも楽しいですよね。そのうち「買ったものの方が美味しい」なんて言えなくなるでしょう。

とはいえ、たまの外食やランチまで制限することはありません。３回だったものを1回にするなど、ストレスにならない程度にすることが続けるコツです。男女問わず、料理が出来るに越したことはありません。家計にも身体にも優しい自炊生活、やってみて損はないと思いますよ。