都会での自転車生活のメリット・デメリット
バスや電車などが多く通っている都会では、交通手段としては公共交通機関を利用する人が多いのではないでしょうか。そんな時に購入するか迷うのが自転車です。自動車やバイクよりも維持費が安く済むという手軽さも魅力の一つですよね。新生活を始めるにあたり、自転車を購入するか考える人は多いです。事実、多くの人が自転車を利用しているのですが、実際のところ、生活に自転車は本当に必要なものなのでしょうか?今回は、都会の一人暮らしで自転車を購入するメリット・デメリットについてまとめました。
もくじ
自転車を持つことのメリット
多くの人が自転車を利用しているという事実は、選ばれる理由があることを意味しています。より快適な生活を送る為に自転車を購入する人も多いでしょう。まずは、自転車を持つことのメリットをご紹介します。
移動が楽で早くなる
自転車の魅力は、なんといっても早く移動出来ることです。駅やバス停のすぐ側の家なら問題ないでしょうが、最寄り駅から徒歩20分となると、結構歩くことになりますよね。その点自転車なら、半分またはそれ以下の時間で目的地に着く事が出来るので、時間の短縮にもなります。
荷物があっても楽々
カゴ付きの自転車なら、多少の荷物があっても楽に移動することが出来ます。買い物に行く時は、帰りに重い荷物を持って歩く必要が無くなりますので、とても便利ですね。
電車・バス代が浮く
電車やバスを使う頻度が減るので、結果的に交通費の節約にも繋がります。渋滞や通勤ラッシュからも逃れられるので、ストレス軽減にもなります。日々の交通費はバカになりませんし、一人暮らしならかなり費用は浮きますね。
運動になる
自転車に乗ることは思った以上にカロリーを消費することが出来ます。有酸素運動なので、運動不足を解消することが出来るでしょう。普段忙しくて、なかなか運動が出来ない、という人にはピッタリですね。
手軽に購入できる
値段はピンキリですが、普通のママチャリならホームセンターなどで1万円もしないで購入することが出来ます。電動機付き自転車や多機能タイプ、折りたたみ式ならもう少し値は張りますが、乗り心地やデザインを重視するなら、良いものを選ぶことをオススメします。
行動範囲が広がる
天気のいい休日に、サイクリングを楽しむ事も出来ます。ふらっと公園に出掛けたり、自転車で走っていると景色がどんどん変わるので、リフレッシュ出来て気分転換にもなるでしょう。行動範囲が広がることによって、美味しいお店を見つけたり、新しい発見があるかもしれませんね。
自転車を持つ事のデメリット
自転車を持つことによって生じるデメリットもあるでしょう。購入してはみたものの、結局あまり使わなくなったという声もあります。購入を決める前に、デメリットについてもしっかり知っておくことが大切です。
盗難の危険性
自転車の盗難は後を絶ちません。鍵をかけていても、盗難をする人は平気で鍵を壊して自転車を盗んでいきます。多機能タイプや少々お高めの自転車は、より狙われやすくなるので危険です。何度も買い替えるとお金も持ちません。駐輪場に停めていても盗難に遭うこともあるので、ある程度の予防は可能ですが、100%とはいかないものです。本体の盗難は免れても、カゴやサドルだけが盗まれることも珍しくありません。
駐輪場等のお金がかかる
当然ですが、駐輪場に停めると料金がかかります。駐輪禁止のところに停めておくと自治体に撤去されることもありますし、迷惑行為となるので絶対にやめましょう。また、物件によっては自転車の登録が必要となりますし、毎月決まった額の駐輪場料金が発生することもあります。駐輪場が無い物件もありますので、購入前に大家さんや管理会社に相談しておきましょう。
天気が悪いと使えない
雨や暴風などの悪天候では、自転車に乗るのは危険です。朝から天気が悪いなら乗ることは無いでしょうが、朝天気が良くても帰宅時に天気が悪くなることもありますよね。そうした時、自転車を駐輪場に置いて帰ると料金も高くなります。悪天候の時は、自転車を押して帰らなければなりません。
自分の生活スタイルを考えて
自転車を持つことのメリット・デメリットについてまとめましたが、それぞれのライフスタイルにもよりますよね。例えば最寄り駅まで遠かったり、運動不足を解消したいと思っている人なら自転車を購入するメリットは大いにあるでしょう。反対に駅近物件に住んでいて、徒歩圏内にスーパーや薬局などがあるなら、あまり必要ないかもしれません。買っただけでほとんど使っていない・・・なんてことにならないように、事前にきちんと検討し、快適に生活出来るためのツールとして、賢く利用しましょう。