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騒音トラブル大丈夫!?集合住宅で気をつけたい防音対策

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が響きやすい木造アパートはもちろん、マンションでも構造や築年数によっては音が響くこともあります。多少の差はあれど、集合住宅は騒音トラブルが起きやすいと言えます。上下左右の部屋の生活音が気になるようなら、自分の生活音も同じように聞こえている可能性があります。壁が薄いかも・・・と感じたら、ダイレクトに音が響かないような対策を行いましょう。

1番気を遣いたいのは?

建物の構造によるところはありますが、一般的に左右より上下の部屋へ音は伝いやすくなります。もちろん、壁に置いたテレビの音量を高くすると隣にも聞こえてしまうこともありますが、歩く音や扉の開閉などは上下の部屋、特に自分の階下の部屋に響きやすいです。ほんの少し出来る対策を行うだけで、トラブルの発生を未然に防ぐことが出来ます。そこで今回は、少しの気遣いで出来る防音対策についてご紹介します。

室内はスリッパを履いて歩く

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フローリングの床であれば、素足で歩き回ると特に音が響いてしまいます。なるべく底がしっかりしていて柔らかい素材のスリッパを履くだけで、足音を吸収してくれます。部屋が狭いからいちいちスリッパを履くのは面倒・・・と思う人も多いようですが、床にはホコリや汚れ、素足で歩くと皮脂や汗も広げてしまうので、衛生的にもスリッパを履くことをオススメします。

カーペットを敷く

床一枚よりも、カーペットなどを敷くと音は響きにくくなります。薄いとあまり防音効果は期待出来ないので、厚めを選ぶと良いでしょう。ジョイントマットを敷き詰めるのもオススメです。床の汚れを防いだり、素材によっては保温効果や涼感を感じることが出来るものもあります。

家具脚の底にコルクシール等を貼る

テレビ台やテーブル、食器棚などの脚底には、コルクシールを貼りましょう。床のキズを防いだり移動させやすくなるだけでなく、その家具の上に物を置いた時の音を吸収してくれる効果もあります。100円ショップやホームセンターなどで売られているので、手軽に手に入れることが出来ます。

テレビ、音楽プレーヤー等の設置場所や音量に気をつける

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他の作業をしている時など、つい音量を上げてしまいがちなテレビや音楽プレーヤー。窓の近くや壁際にぴったりと設置していると、隣近所に音が漏れていることもあります。静かに見たり聞いたりする分には最低限の音量でも充分ですよね。どうしても大きな音で見聞きしたいという時は、ヘッドフォンやイヤフォンを利用するようにしましょう。

扉の開閉音が響きやすければすきまシールの活用を

引き戸の場合、普通に開閉していてもやたらと音が響く場合は、クッション性のあるすきまシールを貼ってみましょう。音を吸収する素材を挟むだけで、音の伝い方は柔らかくなります。後から綺麗にはがせるタイプのものを選ぶと安心ですね。もちろん、勢い良く閉めると音は大きくなりますから、小さな事ですが開閉は静かに行うように勤めることが大切です。

遮音効果のあるものを活用

自分の生活音が響かないようにする対策も大切ですが、外からの騒音をシャットアウトしたいこともありますよね。大通りに面していたり、人の声が入りやすい場所の場合は、雨戸があれば閉めてしまいましょう。遮音カーテンも良いでしょう。室内の音が漏れることを防ぐと同時に、外からの騒音も聞こえにくくしてくれます。

洗濯機、掃除機は時間帯に気をつけて

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洗濯機や掃除機の音はどうしても大きいですから、生活音として伝わってしまいます。どの家でも使うものですから、その音が響くこと自体は許容範囲ではありますが、問題は使用する時間です。一般的に多くの人が寝静まっている深夜・早朝帯にこれらを利用すれば、睡眠の妨げになってしまいますよね。その時間帯しか自宅にいないといった事情もあるかもしれませんが、頻繁だとトラブルに繋がってしまうこともありますので、注意が必要です。事前にわかっていて迷惑をかけてしまうかもしれないと思う場合は、引越した時に一言挨拶に行くだけでも、その後トラブルになりにくくなります。

気をつけるという心遣いが大切

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いかがでしたか?生活音はあって当たり前のものですが、自分以外の人も生活している集合住宅では特に気をつけたいですね。騒音トラブルのほとんどは、音が気になったからといって、すぐに発生することは多くありません。気遣いが無く、騒音が長く続くと睡眠を妨害されたり、生活に支障が出て初めてクレームが出るパターンが多いものです。お互い気持ち良く生活が出来るように、譲り合いや気遣いが大切です。

様々なライフスタイルで生活している近隣の方の迷惑にならないよう、出来る気遣いで騒音トラブルを防ぎましょう。

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