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パジャマ着てる?大人こそパジャマを着て寝よう

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子どもの頃は当たり前に着ていたパジャマ。大人になってもパジャマを着て寝ている人は少ないのではないでしょうか。可愛い部屋着やゆったりとしたスウェットがファッションとしても定着してきた現在、そのままコンビニに行けたり便利ですよね。しかし、良質な睡眠を得るために、パジャマを着て眠ることが重要なことをご存知でしょうか。

部屋着とパジャマは別物

洋服屋や雑貨屋でもよく売られている部屋着。部屋着を扱う専門店もありますよね。リラックス出来ますし、見た目も可愛らしいので、若い女性を中心に大人気です。中には、Tシャツにジャージ、といった動きやすい格好が好きな人もいるでしょう。ただ家で過ごす時に着用するには良いですが、一日の疲れを癒す、大切な睡眠時には避けた方が良いです。今回は、寝る時にパジャマを着用するメリットや注意点についてご紹介します。

他でもない睡眠の為に作られたパジャマ

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動きやすい、可愛いだけでなく、パジャマは「睡眠」に特化して作られています。身体を締め付けないことはもちろん、着心地や肌触りも考えられています。ジャージやスウェットも変わらないと思う方も多いかもしれませんが、実は大違い。ジャージやスウェット合成繊維が含まれていることが多く、吸湿性が悪い上、熱を逃がしづらいので、睡眠時の身体はリラックス出来ていないのです。

その点、パジャマは綿100パーセントのものやシルク素材のものが多くあります。寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われていますので、こうした素材で、汗を吸収させ、熱をうまく放出してくれるので、かいた汗で身体が冷えてしまうことも避けられます。

寝返りが打ちやすい

生地が厚めの素材だと、寝返りを打つ際に布団との摩擦が大きくなりがちです。寝返りは眠っている間に無意識に行っていることではありますが、寝返りがしづらいと深い眠りの妨げになってしまいます。睡眠中のストレスを少しでも減らすことで、ぐっすりと眠ることが出来るのです。

脳を睡眠モードへ切り替える

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パジャマを着る=寝る、と脳にスイッチを入れさせることはとても重要です。睡眠モードにさせるスイッチにすることで、寝付きを良くする事も可能です。部屋着のままダラダラと布団に入っても、なかなか寝付けないことはありませんか?寝付きが悪いと目覚めも悪く、身体の疲れも取れにくいですよね。会社や学校に行くとき、スーツや制服に着替えることによって気持ちが「ON」になる人は多いはず。パジャマも同じです。寝心地を良くするだけでなく、脳の意識も変えられるので、寝付きが悪い人にはオススメです。

季節に合ったものを用意

夏はより汗をかくので、通気性の良い薄手のものを、寒い季節にはニット地のものにするなど、自分の体質や季節に合ったものを用意しておきましょう。自分好みの着心地のパジャマを選ぶのも、よりリラックス効果が期待できそうですね。

なるべくこまめに洗濯を

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先述したとおり、人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいていると言われています。お風呂上がりの綺麗な身体でも、7~8時間は着用することになるので、なるべく毎日替えるのが理想です。毎日は難しくても、2~3日に1度は替えたいですね。見た目は汚れていないように見えても、汗から雑菌が繁殖し、背中ニキビなどのトラブルに繋がることになりますので、こまめに洗濯するように心がけましょう。もちろん、部屋着も同じです。

ベストなサイズ感のものを選ぼう

パジャマは締め付けが少ないですが、見た目重視で大きめのサイズをダボッとさせて着用したり、小さめのものを選んでしまうと逆効果です。ジャストサイズで着るのがベター。サイズが合わないと、寝返り時の負担が大きくなったり、疲れてしまいます。

モコモコ素材には気をつけて

寒い季節には大人気のフワフワ、モコモコ素材のパジャマは、かえって身体を冷やすことになることがあります。熱を放出しにくい分、通気性が良くないので、汗で身体が冷えてしまいます。また、どうしても生地が厚くなるので、寝返りも打ちにくくなってしまいます。着心地は良いので部屋着として楽しむ分にはリラックス出来るでしょう。しかし睡眠には適していません。

睡眠は健康のもと

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人間の三大欲求の一つでもある睡眠。忙しくストレスが多い現代人にとって、いかに日々の疲れを取るかは重要なポイントとなっていますよね。パジャマ一つで睡眠の質が変わるとしたら、毎日がもっと活き活きとしたものになるかもしれません。これからの季節は特に、急に寒くなることもありますし、季節の変わり目には体調を崩す人も多いでしょう。是非自分に合ったパジャマを見つけ、健康的な毎日を過ごして下さい。

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