超万能アイテム！重曹の使い方いろいろ

その他

2016/04/08

テクニック大掃除暮らし

安価で購入出来て、料理から掃除まで色々な使い道のある重曹。テレビや雑誌などでも特集が組まれるなど、重曹についてより多くの人が知るようになりました。これほどまでに万能なアイテムは他にあるでしょうか。そんな重曹の魅力に迫りたいと思います。

1 重曹って何？
2 優秀アイテムの重曹

重曹って何？

重曹という言葉は多くの人が一度は耳にしたことがあると思います。しかし、重曹がどんなものかご存知でしょうか。重曹は正式名称で「炭酸水素ナトリウム」と言います。この炭酸水素ナトリウムの特徴は下記のような特徴を持っています。

■加熱することで二酸化炭素を発生させる
加熱すると水と二酸化炭素に分解されます。そうすることによって、物質を膨らませる特徴を持ちます。

■弱アルカリ性
炭酸水素ナトリウムは弱アルカリ性です。肌への刺激が少なく、酸を中和するという性質を持っています。

■粒子の固さがちょうど良い
粒子が硬すぎず柔らか過ぎないので、物を傷つけないで磨くことが出来ます。

■油を分解する
油と混ぜると水と油を溶け込ませ、石鹸のような性質に変わります。油汚れが綺麗になるのも、この作用が働く為です。

■長期保存可能
常温なら長期的に保存することが出来るので、保存場所に困りません。

このように、重曹は私たちの生活にとって嬉しい特徴を持っているので、様々な使い方をする事が出来ます。それでは、重曹の使い方についてご紹介します。

料理に使える

重曹はホームセンターの主に掃除用品のコーナーに置いてあることが多いです。洗剤類付近にあると、体内に入れることは危険なのでは・・・という先入観が働いてしまいますが、重曹は大丈夫。口に入れても全く害のない成分なので、料理に使うことが出来ます。

例えば、ホットケーキの膨らし粉として使ったり、付けて置くことでお肉を柔らかくしたり、硬い茹でものをやわらかくする効果もあります。野菜を茹でる際に重曹を入れれば野菜の発色も良くなり、鮮やかに仕上がります。また、買って来た野菜や果物について農薬やワックスを落とす洗剤として使うことも可能。食器洗い洗剤でも野菜等を洗うことは出来ますが、口に入れれることを考えると、重曹で洗った方が安心ですよね。

掃除に使える

重曹を水に溶かし、スプレーボトルに入れておけば、家具やドア、床や窓の汚れなどを落とすのに役立ちます。また、冷蔵庫や電子レンジ内の汚れもスッキリ落とせる上に、消臭効果もあるので綺麗な状態が長持ちします。小さいお子さんやペットがいる家庭なら、強い洗剤を使うより安全ですよ。汚れのタイプによって重曹を入れる割合を増やしたり、ペースト状にしてクレンザーのように使ったりも出来ます。茶渋や湯垢がこびりついた茶碗なども重曹で綺麗になるのでオススメです。

消臭剤・除湿剤として使える

重曹には消臭効果があるので、臭いが気になる生ゴミ、ゴミ箱やシューズボックスに重曹を置いておくと嫌な臭いを吸ってくれます。ゴミ箱にはそのままふりかけてもいいでしょう。ペットの臭い対策としても使えます。更に除湿効果もあるので、空き瓶などに重曹を入れ湿気が気になる場所に置いておくと、湿気を吸って固まるので、定期的に交換するといいですね。除湿剤を買うより安く済みます。

入浴剤として使える

お湯を貼った浴槽に、ひとつかみの重曹を入れて入浴すると、皮脂や古い角質を落とし、肌がツルツルになります。臭いの元を取り除いてくれるので、体臭予防としても効果的です。肌への刺激は少ないとはいえ研磨する作用も持っているので、入れすぎないように注意し、毎日入れるのは避けましょう。

マウスウォッシュとして使える

重曹で口をすすぐと、虫歯や口臭を予防することが出来ます。食べかすや汚れは酸性となり口臭の元になりますが、それを重曹の力で中和するのです。コップ１杯の水に対して、ひとつまみの重曹を入れて３０秒ほど口に含み吐き出すだけでOKです。市販のマウスウォッシュは結構値段がしますよね。辛くて苦手な人もいるでしょう。そんな人には特にオススメです。