ご近所トラブルにも対応！賃貸を借りる人＆家主さんにもおススメしたい不動産関係「ミニ保険」のご紹介

現在注目を集めているミニ保険をご存知ですか？ 補償額は少ないものの今までになかったユニークな商品もたくさんあります。ペット保険や今まで加入できなかった持病を持つ人でも入れる医療保険など加入者は年々増加傾向にありますよ！今回はミニ保険の中でも住宅に関するものをいくつかご紹介します。

ミニ保険って？

正式名称は「小額短期保険」といい、2006年4月の保険業法改正で認められた新しい形態の保険です。保険期間は生命保険なら1年以内、損害保険でも2年以内です。また、受け取り保険金額も1000万円以内とされています。お手軽な保険料と今までの保険サービスになかったような補償が受けられるのが特徴です。

一般保険との違い

それまでの生命保険や損害保険との違いは大きく2つあります。

・所得税の保険料控除対象外
・保険契約者保護機構対象外

であることです。保険料はほぼ掛け捨てで、所得税の所得控除も受けられません。また「保険契約者保護機構」対象外ですので保険会社が破綻した場合に受け取るべき保険金や支払済の保険料に関して全額保護されない可能性があります。とはいえまったくセーフティーネットがないわけではなく、保険会社は業務開始時に法務局に供託金を預けるなどの義務がありますので、もし破たんした場合でも一部が戻る可能性もあります。保険料が少ない分上記2点は注意すべき項目です。

住宅に関係するミニ保険商品ご紹介

ミニ保険には様々な商品があるのですが、その中でも住宅に関する保険商品をご紹介します。

アイアル少額短期保険「家財保険（ベーシックタイプ・エコノミータイプ）」

保険期間は1年及び2年から選びます。全国一律の保険料で賃貸，持ち家どちらの方も加入できる家財保険・賠償保険です。漏水や盗難、台風による室内破損の他、他人の物を壊してしまった時の賠償も含まれます。引っ越しても家財に関する補償ですので持ち歩くことができます。保険料は持ち家(マンション、戸建)、賃貸などの状況や保険金額によって変わってきますが、賃貸で家財保険を300万円で設定した場合5,400円、2年契約で1万円です。持家、分譲マンションですともっと安くなります。また、エコノミータイプではマンション高層階にお住まいの方のためにリスクが低い水害などの補償を外し、その分保険料を押さえています。賃貸で家財保険を300万円で設定した場合1年で4,200円、2年契約で7,600円とベーシックタイプよりもよりお手頃です。

商品サイトはコチラ↓
http://www.air-ins.co.jp/kazai/index.html

大京アステージ「ちょいとこどり」

マンションにお住まいの方のためにマンション管理会社が考えた保険です。基本的な家財保険やけがによる入院に対応してくれる損害保険の他におもしろい補償がセットになっています。その一例は共有部分を壊した時の賠償、ご近所トラブルの訴訟費用に加えてストーカー被害にあったときにその防犯対策としてかかる費用、おうちの中にできてしまったハチの巣や鳥の巣の駆除費用など、それぞれ上限額はありますがおうちのトラブル全般に対応してくれるイメージです。保険料はこのユニークな補償込みで年間13,500円、けがの保険が不要なら年額4,500円で加入できます。

商品サイトはコチラ↓
http://www.choitokodori.jp/

ジャパン少額短期保険株式会社「男を守る弁護士保険/女を守る弁護士保険」

ご近所トラブルや賃貸借契約のトラブルに巻き込まれたときに弁護士への相談費用、その弁護士へ解決を委任する場合にかかる費用が支払われます。弁護士依頼費用の他、個人賠償責任の保険金も最高1,000万円まで補償してくれます。また、こちらの保険の大きな特徴は「男を守る」では痴漢えん罪事件に巻き込まれた場合に、女性の場合は痴漢被害にあった場合に、それぞれ専用電話番号にかけるだけで弁護士が相談に乗ってくれます。その他生活の困りごとである離婚問題、遺産相続、近隣問題、欠陥住宅、リストラ、いじめ、医療過誤、金融商品問題、ケンカ、子供のいたずら、引っ越し事故を弁護士さんに相談する費用を補償してくれます。こちらの保険料は月額590円！かなりお得に弁護士さんに相談できる安心感がありますよね！

商品サイトはコチラ↓
https://www.japan-insurance.co.jp/lawyer/

大家さん向け保険！アイアル少額保険「無縁社会のお守り」

賃貸住宅を貸す家主さんもリスクがつきものです。家主さんの約3割が自分の保有する賃貸住宅で死亡事故が起きた経験ありと答えています。こちらの保険では、賃貸住宅内で自殺や孤独死、殺人事件が起こった際、家主様の負担となる原状回復費用や遺品整理の費用をカバーしてくれます。また、その後最大12カ月200万円までの空室家賃保証もあります。事故物件になればその後の入居者が決まらず家賃収入が見込めなくなります。孤独死が社会問題になっている現代社会で家主さんも対策が必要になってきます。保険料は１戸につき月額300円というお手軽な所もミニ保険のいいところです。

商品サイトはコチラ↓
http://www.air-ins.co.jp/muen/

リフォーム業者向け保険！日本少額短期保険「優良リフォーム工事保険」

こちらはリフォーム業者さん専用の保険です。リフォーム工事の途中にペンキ缶を落としてしまったり、しっかり工事をしたつもりが造りつけた家具が落下して家財を壊してしまった…そんな事故の賠償責任を補償してくれます。保険料は年間の工事請負額によってきまってきます。請負金額が3千万円までなら月額保険料は3,330円補償される保険金額は面積なしで対物・対人1千万円までとかなりの部分を補償してもらえます。

商品サイトはコチラ↓
http://www.n-ssi.co.jp/catalogue/reform.html

今までになかった多様な保険サービス

ミニ保険ではこれまでの保険の常識にとらわれない様々な補償が用意されています。面白いものではハーレーダビッドソン保有者専用の損害保険や、コンサートに行けなかったときのチケット代金を補償してくれる保険(チケット購入時加入が条件)もあります。住宅関連も含め保険期間は短期、保険料も月額数百円から数千円程度です。事故は起きないのが一番なのですが、「もしも」に備えてその時のライフスタイルにあった保険を見つけて活用してみてくださいね。