ここは外せない!お部屋探し、下見での要チェックポイント
賃貸物件を借りる時に注意したいポイントはいくつかあります。遠方からの引越しや忙しい人などは、インターネットで物件を検索し、下見をせずにそのまま契約してしまう人もいるでしょう。しかし、間取りや部屋の写真が掲載されていても、実際に見に行ったらイメージが違った!なんてことも少なくありません。お部屋探しで失敗しないためにも、面倒でも不動産に足を運び、下見をすることを強くオススメします。
もくじ
下見はとっても重要です
インターネットでの物件探しは楽しいものです。新しい生活をイメージして、「こんな部屋に住みたい」「どこに家具を置こう」などと考える時間はとてもワクワクしますよね。しかし、間取りや収納、広さなどの他にも、実際に見てみないとわからない部分はたくさんあります。入居してから気付いてもどうしようもありません。後から後悔しない為にも、下見のときに抑えておきたいチェックポイントを明確にしておきましょう。
日当たり・部屋の向き
インターネットの情報でも、部屋の向きは確認することが出来ます。しかし、南向きとなっていても、隣に高い建物が近距離に建っていれば日当たりは悪いですよね。日当たりが悪いと、洗濯物も乾きづらく、湿気もたまりやすいのでカビの発生にも繋がります。しっかりチェックしましょう。
交通の便
駅から徒歩◯分、バス停から◯分という情報があっても、実際に駅やバス停までの道のりを歩いてみることをオススメします。暗く細い道だったり、坂が多かったり、駅やバス停から近くても、運行本数が少なかったりと、意外と落とし穴があります。特に女性の場合は、夜道の安全性も確認しておきたいポイントですね。
音漏れチェック
入居後、トラブルになることが多いのが、音漏れの問題です。上下左右の部屋から聞こえる音もチェックしたいものです。とはいえ、下見の段階では分からないことが多いです。隣接する部屋も空室の場合は、隣の部屋で手を叩いたり、携帯を鳴らしたりして、音漏れ具合を確認しておきましょう。あまりにも音が響くような場合は、入居はやめておいた方がいいかもしれません。
コンセントの数
見落としがちなのがコンセントの数です。ある程度家具などの配置場所をイメージした時に、コンセントが近くにないと困りますよね。使いたい場所にコンセントが無いと、延長コードなどで配線がゴチャゴチャしてしまうことになります。
家具・家電を置くスペース
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や、チェストや食器棚など、新生活で使う家具の大きさを測っておき、下見の際に置けるかどうかメジャーなどでスペースを確認しましょう。これを怠ると、せっかく新しく購入した家電などが入らないといった事になってしまうことがあるので、きちんと確認しておくことが大切です。
収納の多さ
収納の数は非常に重要です。収納が無い部屋だと、チェストやタンスを置く事になるので、部屋が狭くなってしまいます。収納の奥行・高さを測り、どのくらい荷物が入るのか確認しましょう。
室内の汚れ
入居前からの傷や汚れ、破損等、退去時にトラブルにならないためにも、しっかりチェックしましょう。大家さんや管理会社で直してもらえる場合もありますので、見つけた場合は相談してみましょう。
カビが生えていないか
押入れやクローゼットの中や、トイレや浴室などの湿気が溜まりやすい場所にカビが生えていないかも調べましょう。カビは不快な臭いの元にもなりますし、なにより不衛生ですので、要チェック項目です。
設備等の有無
エアコン、コンロ、シャワーなど、実際に使ってみないとわかりません。水圧が弱かったり、エアコンが故障していたりする場合もあります。大家さんで設置したものは基本的に修理してもらえますが、前入居者が設置したものに関しては入居者で修理が必要です。どこまで管理してもらえるかも合わせて確認しておきましょう。
携帯の電波状況
周辺の建物によっては、携帯電話の電波が弱い場合があります。一人暮らしではなかなか固定電話を引く人は少ないでしょうし、そんな中で携帯電話が使えないのは不便です。同じ室内でも電波状況に差がある場合がありますので、チェックしておきましょう。
安心して新生活をスタートさせるために
お部屋探しは時間と労力がかかります。数件の物件を見て、それぞれきちんとチェックすると半日くらいかかってしまうこともあるかもしれません。しかし、お部屋を借りる時には、初期費用だけでも数十万円はかかります。決して安いものではありませんので、少しでも快適なお部屋に巡りあう為にも、下見はしておいて損はありません。しっかりと自分の目でチェックをして、納得してからお部屋の契約をしましょうね。